多店舗でも情報の一元管理が実現。インバウンド対応でも効果大！

それまで箱根・仙石原エリアで二館の運営だったところ、新たに塔ノ沢エリアに三館目を開業することになり、スタッフ間・施設間でのお客様情報の共有が課題でした。従来のシステムでは各施設のフロントでしかお客様情報が見られず、スタッフ間での共有の手間や漏れが発生し、各施設でバラバラに運用されていました。

②情報共有の正確性、スピードが圧倒的
端末とネット環境さえあれば、時間や場所を問わず、誰でも同じ情報にオンタイムでアクセスできる点で、それまで課題だったスタッフ間・施設間の情報共有効率が圧倒的に上がることに大きな魅力を感じていただきました。

②セキュリティ管理に長けたシステム
陣屋コネクトではスタッフ全員が情報にアクセスできる環境を作れる一方、グループや役職ごとに見られる情報の範囲を明確に区別することができます。また、編集権限のセグメンテーション、セキュリティ管理も簡単にできる点を重視いただきました。

③多店舗経営において導入効果が出やすい
複数施設の運営状況がリアルタイムで閲覧できるようになることから、予約センターで予約受付業務を集約でき、かつ、他館への振り分けもスピーディーに実施できるようになることで、予約管理業務の効率化を期待できたとのことでした。

④初期導入コストの圧倒的安さと導入スピード
新たに施設を新規開業する際も、端末を購入しアカウントを増やす手続きをするだけなので、導入の初期コスト・手間を抑えることが可能です。事業の経営展開のスピード感が求められる中で、そのスピード感にフィットしたシステム構築が実現できる点に期待いただきました。

情報を一度入力すれば全ての施設・スタッフで共有できるため、全スタッフがお客様情報やリクエストを即座にサービスに活用できるようになりました（誕生日のサプライズ等）。 また、設備管理の点でも、例えば部屋の故障や修繕など、様々な情報を入力・連携できるので、スタッフ間での共有の抜け・漏れもなくなりました。

インバウンド顧客の対応にも大きな効果
当日の予約変更やリクエスト内容の変更が発生しやすい海外のお客様対応においても、当日の変更を一つの画面でどの部署でも瞬時に共有できる点がとても重宝されています。海外出身スタッフも多く働いている中で、スタッフ間での情報共有がスムーズになりました。

情報共有が、現場スタッフの自律的な行動に繋がった
接客スタッフだけでなく、調理場でも当日のお客様の情報、アレルギーや嗜好を全て見ることができます。それにより、導入前のように接客スタッフがわざわざ調理場に情報を口頭で伝えることなく、料理人自身でPC画面を見て、把握・対応するようになりました。作業の効率化に繋がっただけでなく、現場スタッフ自身で考え、自律的に行動できるようになった点で高い効果を実感いただきました。

社会環境が大きく変化する中で、旅館も日々変化を求められています。そのためには、陣屋コネクトのような仕組みを導入し活用することはもちろん、オーナー陣自ら従業員に対して、世界に通用する経営をしていくためにもシステムを活用し、変化していく必然性を強く呼びかけていくことが大切だと思います。 我々は、お客様に質の高いサービスを提供するためには、スタッフ間の情報共有こそ最も重要であると考えています。それをサポートしていただけるのが陣屋コネクトのシステムであると感じています。陣屋コネクトは我々ユーザーの声だけでなく、自社グループ旅館での活用状況から日々システムの進化を続けていて、今後もハード面でもソフト面でもますます進歩することを期待しています。我々からも気付いたことは積極的にリクエストを出し、同じ業界同士、協力しあって良いものにしていきたいと思います。