自社開発DXで経営回復!陣屋コネクトはここからはじまった。

鶴巻温泉 元湯陣屋

鎌倉期の武将の陣地跡に、大正7年(1918年)に創設された三井財閥の別荘をその始まりとする、元湯 陣屋。将棋や碁の名人対局の場としても知られています。歴史の長い同館には、家族三世代にわたる常連だけでなく、将棋・囲碁の愛好者をはじめ、幅広い世代が足を運んでいます。
エリア:神奈川県 秦野市
https://jinya-inn.com/tsurumaki/


以前の課題

すべての業務がアナログで問題多発

当館では、これまで予約が入ると、手書きの予約台帳から毎日予定表を作成していました。予約業務・顧客管理は、情報を紙またはホワイトボードで共有するというアナログな方法。そのため作業に手間と時間を要する上、予定表配布後の急な変更に対応できず、情報の共有漏れが起きるケースもありました。顧客管理にはエクセルも利用されていましたが、インターネット予約のデータを予約台帳に反映させるまでに時間のずれが生じ、予約の重複やその後の情報活用という面でも厳しい状態が続いていました。

すべての業務がアナログで問題多発

当館では、これまで予約が入ると、手書きの予約台帳から毎日予定表を作成していました。予約業務・顧客管理は、情報を紙またはホワイトボードで共有するというアナログな方法。そのため作業に手間と時間を要する上、予定表配布後の急な変更に対応できず、情報の共有漏れが起きるケースもありました。顧客管理にはエクセルも利用されていましたが、インターネット予約のデータを予約台帳に反映させるまでに時間のずれが生じ、予約の重複やその後の情報活用という面でも厳しい状態が続いていました。

陣屋コネクト開発のきっかけ:

代からの引き継ぎをきっかけに社内改革を決意

2009年10月、大手自動車メーカーのエンジニアだった宮﨑富夫(現オーナー)は、先代である父から急遽旅館経営を引き継ぐことに。山積する課題を前に、社内革新の必要性を痛感していました。「予約システムは売り上げおよび会社の業績を左右する核心技術である」との判断から、常駐できるIT技術者を従業員に迎え、2010年早々から新システム導入に取りかかりました。

代からの引き継ぎをきっかけに社内改革を決意

2009年10月、大手自動車メーカーのエンジニアだった宮﨑富夫(現オーナー)は、先代である父から急遽旅館経営を引き継ぐことに。山積する課題を前に、社内革新の必要性を痛感していました。「予約システムは売り上げおよび会社の業績を左右する核心技術である」との判断から、常駐できるIT技術者を従業員に迎え、2010年早々から新システム導入に取りかかりました。

陣屋コネクト開発後の効果

予約業務の劇的な効率化


陣屋コネクトの予約管理画面に全ての顧客情報がアップされ、変更もすぐに反映・従業員に共有されるので、重複や漏れなどのトラブルがほぼゼロになりました。いつ、誰が、何を変更したのかの履歴も残るため、予約対応者の責任感も向上。 どこにいても最新の予約情報を確認できるので、お客様をお迎えする準備を余裕をもって行えるようになり、先回りした細やかなおもてなしが可能に。受け身だった接客が積極的な接客へ、サービスの室も向上しました。

社内コミュニケーション活性化
フロント・客室・レストラン・調理場・営業先など、スタッフがそれぞれの担当場所で最新情報を共有できるようになり、部門を超えた組織の一体感が向上しました。「Chatter(チャット機能)」にスタッフ全員が参加し情報共有することで、社内での「言った・言わない・聞いていない」といったコミュニケーションロスによるトラブルがなくなりました。

スタッフの経営意識向上
以前は壁に貼った模造紙に毎日の売上を記載し、日々の仕入れや出勤簿はノートで管理していました。陣屋コネクト導入後はレポート機能を用いて、全体売上だけでなく、部門別売上や商品別売上、稼働率、人件費、原価率、GOPなどの経営指標を、従業員全員がすぐに閲覧できるようになり、スタッフのコスト管理・危機意識向上につながりました。陣屋コネクトではPOSなど各部署から吸い上げた日々のデータが自動的にグラフになるため、手間をかけずに月次管理から日々管理に移行できました。また、過去のデータ分析だけでなく、先々の予約状況から売上予測を自動作成できるため、状況に応じた営業活動や迅速な経営判断が可能になりました。

予約業務の劇的な効率化


陣屋コネクトの予約管理画面に全ての顧客情報がアップされ、変更もすぐに反映・従業員に共有されるので、重複や漏れなどのトラブルがほぼゼロになりました。いつ、誰が、何を変更したのかの履歴も残るため、予約対応者の責任感も向上。 どこにいても最新の予約情報を確認できるので、お客様をお迎えする準備を余裕をもって行えるようになり、先回りした細やかなおもてなしが可能に。受け身だった接客が積極的な接客へ、サービスの室も向上しました。

社内コミュニケーション活性化
フロント・客室・レストラン・調理場・営業先など、スタッフがそれぞれの担当場所で最新情報を共有できるようになり、部門を超えた組織の一体感が向上しました。「Chatter(チャット機能)」にスタッフ全員が参加し情報共有することで、社内での「言った・言わない・聞いていない」といったコミュニケーションロスによるトラブルがなくなりました。

スタッフの経営意識向上
以前は壁に貼った模造紙に毎日の売上を記載し、日々の仕入れや出勤簿はノートで管理していました。陣屋コネクト導入後はレポート機能を用いて、全体売上だけでなく、部門別売上や商品別売上、稼働率、人件費、原価率、GOPなどの経営指標を、従業員全員がすぐに閲覧できるようになり、スタッフのコスト管理・危機意識向上につながりました。陣屋コネクトではPOSなど各部署から吸い上げた日々のデータが自動的にグラフになるため、手間をかけずに月次管理から日々管理に移行できました。また、過去のデータ分析だけでなく、先々の予約状況から売上予測を自動作成できるため、状況に応じた営業活動や迅速な経営判断が可能になりました。

さらなる進化とこれから

一連の改革で元湯陣屋は生まれ変わり、利益率も業界トップクラスになりました。
また、DX化による宿泊施設再建・地方創生のモデルケースとして、旅館・ホテル業界だけでなく他業種や政府関係者・メディアからも取材の依頼を多数いただいております。 しかし、現状に満足するつもりはありません。自分たちの旅館を再建するために立ち上げたシステム「陣屋コネクト」を多くのお客様にもご利用いただくことで、さらなる機能改善・追加を進めて、新たなサービスをどんどん打ち出し、より良いシステムへと成長させていきます。

一連の改革で元湯陣屋は生まれ変わり、利益率も業界トップクラスになりました。
また、DX化による宿泊施設再建・地方創生のモデルケースとして、旅館・ホテル業界だけでなく他業種や政府関係者・メディアからも取材の依頼を多数いただいております。 しかし、現状に満足するつもりはありません。自分たちの旅館を再建するために立ち上げたシステム「陣屋コネクト」を多くのお客様にもご利用いただくことで、さらなる機能改善・追加を進めて、新たなサービスをどんどん打ち出し、より良いシステムへと成長させていきます。